ドイツの記録的洪水

2021-07-17 (土)(令和3年辛丑)<旧暦 6 月 8 日> (先勝 丙寅 七赤金星)上弦 Bruno    第 28 週 第 26453 日

 

2週間ほど前に日本の熱海で集中豪雨による土石流の発生があったが、今度はドイツで記録的な洪水災害があった。死者は現在わかってゐるだけでも150人を超えた。さらにたくさんの行方不明者があり、被害の全貌が明らかになるにはまだ何日もかかるかもしれない。被害はドイツ、ベルギー、オランダに及ぶ。Wassenberg、 Heinsberg州、Rheinland-Pfalz州などで被害が大きいらしい。助かった人たちも、家に戻れば家はメチャメチャに破壊され、車は畑に流されたのを見るばかりである。財産をすべて失って、いきなり路傍に放り出されたようなものである。僕は日本人であるので、災害があるたびに、つい日本は大丈夫だろうかと思ってしまふのだが、このような災害にあった人たちの辛さはどの国でも同じだと思ふ。異常気象がこのような災害を引き起こすのであるとすれば、それはこの地上に住む誰の身の上にも起こりうることである。このような災害が起こらないようにするために、我々はいま何をしなければいけないのだろうか。

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やや風があって、葉裏のそよぎが忙しい。