ハザードマップ

2021-09-02 (木)(令和3年辛丑)<旧暦 7 月 26 日> (友引 癸丑 五黄土星) Justus Justina 第 35 週 第 26500 日

 

9月1日は防災の日であった。日本では防災のためにハザードマップが逐次更新されるようである。洪水や土砂災害の他に、富士山噴火に備へて溶岩流や火砕流ハザードマップもあるようである。専門家の話では、富士山は将来必ず噴火すると云ふ。それがいつになるかはわからないが必ず起きると云ふことである。小笠原諸島などで近頃海底火山の活発な様子も耳にする。もしも、富士山が300年前の宝永大噴火と同じような噴火を起こすと大変なことになる。その時は空が真っ暗になって逃げ惑ふのが大変だと思ふ。どちらの方角へ逃げたら良いのか、普段から心がけるためにはハザードマップはある程度役に立つのかもしれないが、その時が来てから見るのでは役に立たない。300年前には鉄道も自動車も飛行機も電気もなかったが、それでも大きな被害になった。今は高度な文明の中で人々は生活するので、その被害は甚大になると思ふ。鉄道も自動車も飛行機も、あらゆる移動手段が封鎖されるので孤立する。送電系統がやられて大規模な停電が起きる。水も供給されない。細かい岩石でできた火山灰のためにコンピュータなどの電子機器が働かなくなる。被災の現状がどうなってゐるか知りたくても分からない。自衛隊も出動できない。恐ろしい状況だと思ふ。今、何をすれば良いのだろうか。

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