死刑の是非

木 旧暦 8月12日 先勝 辛卯 三碧木星 Dagmar Rigmor V39 23242日目

日本でまた死刑が執行されたというニュースを見た。この頃は割と頻繁に執行されるようである。受刑者を弁護する気持ちは無いが、死刑執行にはもっと慎重であるべきではないかという気もする。罰則を強化しても犯罪は減らない。むしろ、生命を軽く見る風潮を助長する恐れもあると思う。人が人を裁いてはいけないという気もする。悪いことをしたものには必ず相応の報いが来る。自然の摂理と言うか、因果応報の理に裁きのすべてを任せれば良いのではないかと僕は思う。死刑はその意味では不自然な介入をしている。そのことを全幅の信頼を置いて任せられるかどうかは信仰の問題であるから、そのように思うのはひどく個人的な問題なのかもしれない。しかし、死刑の無い国は文明国であると思う。日本は文明国であって欲しい。