車のタイヤから出るマイクロプラスチック

2020-09-27 (日)(令和2年庚子)<旧暦 8 月 11 日> (赤口 癸酉 三碧木星) Dagmar Rigmor   第 39 週 第 26161 日

 

Ny Teknik に車のタイヤから出るマイクロプラスチックの記事があった。自動車が環境を汚染するとすれば、それは排気ガスによるものであろうと思ってゐたし、電気自動車が普及すればその問題は解決するだろうと思ってゐた。けれども、自動車のタイヤと道路のアスファルト面との摩擦でマイクロプラスチックが空中に放出されるのであれば、この分については、電気自動車の普及によっても解決しない。空中に浮遊したマイクロプラスチックは雨で流されてやがては海を汚染するだろう。環境を汚染するマイクロプラスチックの半分以上は車のタイヤからのものであるといふ調査結果もあるさうである。さうなるとレジ袋を有料化したりする努力とは関係のないところで世の中のプラスチック汚染は進行することになる。この問題を解決しようとして、イギリスの学生がタイヤからの微粉粒子を回収する設備を考案したと記事には出てゐた。将来の自動車にはその様な装置が必須となるかもしれない。

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月のさやかな秋の夜に 棹になり かぎになり と唱歌に歌はれた