日本語のうまい外国人

2023-04-06 (木)(令和5年癸卯)<旧暦 2 月 16 日>(大安 甲午 一白水星)満月 Skärtorsdagen Vilhelm William  第 14 週 第 27085 日

 

ユーチューブなどをみてゐても、この頃は日本語のうまい外国人が多くなったと思ふ。会話に全然よどみがなくて自然な日本語であるのだ。バーのマダムなどであれば、職業柄、言葉を修得するのが速いであらうことはわかるが、ごく普通の人たちでも短期間で上手に日本語を話す様になる。大相撲の力士もインタビューの時などに上手に日本語を話す。どんな勉強をするのだらうか。思ふに日本語とはかつて私たちが考へてゐたほど修得の難しい言語ではないのではないか。さうとでも考へなければ、永年スウェーデンに住みながら、自由にスウェーデン語の会話ができない自分の立場がない。日本人の人口はこれから減っていくさうである。イーロン・マスクなどは日本は人口減少で消滅するなどと警告したが、日本は消滅することなくいつまでも残ってもらひたい。もともと日本人はどこから来たかは正確に分からないのだから、人種的な意味で残って欲しいといふよりも、日本語を話す人が残って欲しい。言葉が人格を形成するからだ。日本語のことを英語で Japanese といふ。日本人のことも英語で Japanese といふ。つまり、国籍やパスポートに関係なく、日本語を話す人が日本人であるわけだ。その意味でも、これからも日本語を話す外国人がどんどん増えてくれると良いと思ふ。

「思い出の湖にただひとり遊べば、、」といふ歌詞の曲を高一の時に習って、口ずさんでしまった