お掃除とお洗濯

2022-09-29 (木)(令和4年壬寅)<旧暦 9 月 4 日>(赤口 乙酉 九紫火星) Mikael Mikaela 第 39 週 第 26896 日

 

掃除については掃除機を使はない主義であるが、洗濯については洗濯機を使ふ。洗濯機は家事を助けるが、掃除機はさほど家事を助けるとは思はない。いっときルンバを使ったが、始める前に床に置かれたものをどかしてやらねばならなかった。これが結構な作業で、ルンバを使はない掃除の場合でも床に何も置かれてなければ、掃除は断然効率良くできるものだ。掃除をしやすくするために普段から床にものを置かない癖をつけようといふ意識が高まった点では、ルンバを利用したことの唯一良かったことだが、いまはもうルンバを使用しなくなった。一方で、洗濯はほとんど洗濯機任せである。といっても、洗濯機のスイッチを入れたり、干したりするのは同居人がやる。新しいワイシャツを買った時などは、最初のうちはそれだけは自分で手洗ひすることもあったが、やがてそれもしなくなった。僕が子供の頃は家に洗濯機などなかった。昔話には、「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」といふフレーズが出てくるが、冬の寒い日など、川での洗濯は本当に大変なものであったらうと思ふ。現代は色々な家電製品が家事を助けてゐる様だが、一番家事を助ける電気製品は何かと問はれれば、僕は「洗濯機」と答へたい。

入り日が美しいのはほんの短い時間だけである。