家事を手伝ふ電化製品

2024-04-11 (木)(令和6年甲辰)<旧暦 3 月 3 日>(大安 乙巳 三碧木星) Ulf Ylva    第 15 週 第 27452 日

 

家事といふのは何かと時間がかかるものである。それで、その手間を省くことができるようにと、さまざまな電化製品が開発されてきた。家事の三大分野は「お料理」「お掃除」「お洗濯」に分類されるかなと思ふ。このうち「お料理」では、炊飯器、電子レンジ、食洗機などがあるかなと思ふ。「お掃除」では電気掃除機、お掃除ロボットなど。また、「お洗濯」では洗濯機、乾燥機などがあるかなと思ふ。僕もこれらのいくつかは使ってみたが、あまり家事の助けになってゐるものは少ない様に思ふ。食洗機など、良いかなと思って導入してみたがあまり家事の助けになってゐる気がしない。小さな食洗機は食器を入れる場所も狭いので、お皿などが割れやすい。僕は食器を取り出す時に何枚か割ってしまった。割ったのは自分が悪いのだが、食洗機さへ使ってゐなければ割らずに済んだのにと思ふ気持ちがないではない。何年か前に食洗機を買った時は冬に冷水で食器を洗ふのはつらからうと思ったからだが、寒い日は石油ストーブの上でお湯が沸くので、それをうまく利用すれば食洗機は必ずしも必要ないとわかった。お掃除ロボットも試してみたが、役に立つと思ったのは短期間だけであった。箒、塵取り、雑巾の古典的道具が一番僕の性に合ってゐる。これに対して、全面的に作業を機械に任せることができるのは洗濯機である。洗濯機は確かに家事の助けになってゐる。洗濯機こそわが家事の友として賞状を授与してやりたい。今まで気づかずにゐたが、一連の自動運転の後で、コース運転として「風乾燥」といふコースがあり、これを利用すればかなり早く乾くことがわかった。シーツなどの大物を洗った時は、この洗濯機で風乾燥まで済ませ、あとは近くのコインランドリーへ持って行って大型乾燥機にかける。すると100円硬貨1枚で12分乾燥させれば完全に乾くことがわかった。色々と体験すると発見があって面白い。

桜は水を背景とするとよく映えるかな。