台所の床張り

2019-10-31 (木)(令和元年己亥)<旧暦 10 月 4 日>(先勝 辛丑 五黄土星) Edit Edgar  第 44 週 第 25829 日

 

さて、台所の床張りの話に戻るが、前準備がなかなか大変であった。冷蔵庫や大きな食器棚の中身を空にして他の部屋へ移動させることなど、何だか気の遠くなる様な作業だ。古い食器を取り出すと、ああ、このお鉢には昔梅干しが入ってゐたものだなと思ひ出したりする。幼稚園の頃に使ったお茶碗には、まだ軍国時代の名残といふものか、大砲の絵が描かれてあったのだが、そのお茶碗は見つからなかった。普段から僕は質素な暮らしを夢見てゐる。少人数であれば、ご飯を盛る器、お吸物の器、その他お皿が数枚もあれば十分だと思ふのだが、食器棚にはたくさんの食器がある。棚に入りきらない食器も段ボールに詰めてどこかにしまってある。断捨離の方々から見れば呆れられるかもしれないが、捨てきれないで持ってゐる。それらを全部空にして、食器棚を移動させた。そして、二日かけて台所の床張りをしてまた元に戻した。台所は見違へる様に綺麗になった。同居人も大喜びである。これからも少しづつ改装していきたいものだと思った。

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この夕べ、三日月とお話ししてゐるのは木星