八月

2022-08-03 (水)(令和4年壬寅)<旧暦 7 月 6 日>(赤口 戊子 三碧木星) Tage 第 31 週 第 26845 日

 

八月は日本人に原爆や終戦を思はせる月だが、それは裏を返せば、戦後の平和であり続けた現実の上に成立する感慨でもあった。今年の八月は、明けて早々、何だか怖い。外に目を向ければ台湾情勢がどうなるかわからない不安があるし、内に目を向ければコロナ感染症の爆発的な広がりがある。その上ニュースで見たところでは、山形県など大変激しい雨量であるといふ。毎年毎年、大きな水害が出てゐるが、どうも過去のどんな記録をも上塗りする様な激しい降りの様な報道ぶりであった。最上川なんて、美しい名前の川であるのに、荒れ狂ってゐるといふ。被害が既に出てゐる恐れが大きいのに、その状況を把握するのに時間がかかってゐるのも不気味だ。災害は何も日本だけに訪れるものではないが、それにしても狙ひ撃ちされた様に毎年被害が出る。今年は幾重にも困難の重なる八月になりさうである。どうぞこれ以上被害が出ませんようにと祈ります。

今日はNorrköpingまで出かけた。