詩が生まれるとき

2022-08-04 (木)(令和4年壬寅)<旧暦 7 月 7 日>(先勝 己丑 二黒土星) Arne Arnold 第 31 週 第 26846 日

 

詩人・歌人俳人たちはどんな風にして、どんな機会に創作の言葉が浮かぶのだらう。日経電子版で「散歩しながら詩を書かう」といふ記事があった。散歩とポエムを合はせて Sampoem といふ合成語を作り、ウエブ上で発表されてゐるらしい。ちょっと興味があった。散歩は旅ではないけれども、ミニチュアの旅行と言へないこともない。松尾芭蕉の奥のほそ道の冒頭「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり」は有名だが、歩くことを別にしては俳聖とまで崇められることはなかったかもしれない。その名残であるのか、現代にもなお吟行といふ形がある。一般に散歩と詩とは相性が良いのだと思ふ。そんなことを思ひつつ今日の散歩をしてできた短歌をひとつ。新聞の何とか歌壇に応募しても良いのだが(試したことはないけど)多分ボツになるだけなので、自分のブログに載せるだけにする。

 

好きですと 言へばたちまち 消えゆくか

近きにありて 君を見る時

噴水と蓮とNyköpingshus