奇数人間

2021-02-09 (火)(令和3年辛丑)<旧暦 12 月 28 日> (先負 戊子 七赤金星) Fanny Franciska  第 6 週 第 26296 日

 

昨日のブログを書いた後に色々なことを思った。続きを書く。子供の時に自分は偶数人間であるといふ自覚を持った。といふことは、世の中には奇数人間もゐる筈だ。言はれてみれば確かにゐる様な気がする。偶数人間はどちらかといふと周囲との協調を重んじて平和的なのであるが、奇数人間は自分の主張が強く孤高な感じがある。そんな風に見ると、確かにあの人は奇数人間だなと思ふ人がゐる。さらに、日常生活では滅多に会はないが、素数人間もゐる。2も素数であるから2だけは例外にするけれども、自分以外に約数を持たない人間である。つまり、素数人間とはサイコパスのことである。かうなってくると、完全数人間もゐるのではないか。完全数とは自分の約数を足し合はせると自分自身になる数字で、好例は28。世の中には「どこの学校を出ても同じですよ。学歴は関係ありませんね」と言ひながら、その実自分だけは一流大学を出ないと気が済まない人ってゐるのではないかな。そんな人がもしゐるとすれば、その人は完全数人間かもしれない。周囲の人を数でタイプわけするのも面白いかなと思った。

f:id:sveski:20210210062606j:plain

氷点下が続く毎日