森先生の一十百千万

2021-12-26 (日)(令和3年辛丑)<旧暦 11 月 23 日 先負 戊申 七赤金星) Annandag jul Stefan Staffan 第 51 週 第 26625 日

 

コロナのせいもあって、もう2年以上も日本に行ってないが、仕事をしてゐた頃は年の半分くらいは日本にゐた。故郷の福井へも行くことがあった。高校時代に担任になってくださった森先生にも時々お会ひする機会があった。森先生は藤島高校や敦賀高校の校長を歴任された後で県のお仕事をされ、平成6年(1994年)3月に退職されてからは毎日の日課を、一十百千万と称して、次のように定めておいでであった。

一 1日に一人は人に会っておしゃべりをする

十 十分間ラジオ体操をする

百 百文字以上の文章を書く

千 千字以上の活字を読む。ただし、新聞、雑誌以外であること

万 一万歩あるく

森先生は上皇さまと同い歳で、今年10月に八十八歳になられた。森先生からこのお話を伺った後に、スウェーデン年金生活を始めた僕は、この標語を大いに参考にして、真似ようと思ったことである。けれども、これまでのところ7割も実践できてないかなと思ふ。ほぼ毎日ブログを書くので「百」の項だけは実践できてゐるかもしれない。一万歩はハードルが高い。スマホで調べると今年の平均は1日6730歩であった。もう少しきちんと運動しなければと思ふ。思へば森先生には色々と示唆に富むお言葉をいただいた。これからもお元気でお過ごしいただきたいと思ふ。

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何とか今日も散歩だけはできた