眠れない時は起きた方が良いのか

2021-07-27 (火)(令和3年辛丑)<旧暦 6 月 18 日> (大安 丙子 六白金星) Marta    第 30 週 第 26463 日

 

夜中に目が覚めてしまふことがある。それからは頭が冴える時間が続く。起きようかと迷ふ。でも起きずにずっと横になったままで過ごす。新聞などで、健康に関する専門家の解説を読むと、「眠れなくても横になってゐるだけで体が休まると思ふのは間違ひです」と書かれてある。さうかなと思ふ。僕はどんなに偉い先生のお言葉でもそれを信じない。自分の身体で体験した実感から言へば、横になったままで静かに過ごす時間はそれなりの休息になってゐるのである。もしそこで起きて何かをやりだすと生活のリズムが狂ってしまふ。じっと静かに横になってゐると朝方になって深い眠りに落ちることが多い。僕の場合、不思議と朝の眠りが深い。「寝過ぎはいけない」と言ふ人も多い。だが、僕は寝過ぎはそれほど悪いことであるとは思はない。老人になれば睡眠時間は少なくても良いのだといふ人の説明も納得できない。どれくらい睡眠時間を取るのが良いかは人それぞれであるから、そのような専門家の説明や一般の人たちの統計をあまり真剣に聞かない方が良いと思ふ。

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子供が描いたような絵がバス停の壁画になってゐる。ちょっと平和な感じがする。