Norwegian の場合

2020-12-05 (土)(令和2年庚子)<旧暦 10 月 21 日> (赤口 壬午 六白金星) Sven   第 49 週 第 26230 日

 

コロナによる旅客の激減で、世界のどこの航空会社も苦境に喘いでゐる。将来コロナが収束しても旅客がどこまで戻って来るかは、特に国際線の場合、疑問がある。人は昔ほど外国へ出かけなくなるかもしれないからだ。でも、僕には、コロナが収束した後では、好きな時に移動できる様であってほしいといふ気持ちがある。ANA は Stockholm から羽田への直行便を新たに就航させようとした矢先にコロナ騒ぎが起きて、結局あの路線は永遠に幻になってしまふのかもしれない。いづれにしても、航空会社の動向は気になるところである。Norwegian は利用したことがないが、先月その子会社が破産したことに対して親会社が保護する方針を出した。その直後から Norwegian の株価が下がったとニュースで見た様に記憶する。今日のニュースでは、顧客のボーナスポイントを株式に変換できる様にすると出てゐた。ボーナスポイントとはつまりマイレッジのことだと思ふ。たまったマイルを如何に有効に使ふかは今では消費生活の重要な選択になってゐる。消費者がマイルを重要視するといふことは、それだけ航空会社にとっては、マイルの発行が重荷になってゐるとも考へられる。だが、マイルを株に変換するとはあまり聞いたことがない。Norwegian ではそれだけ資金繰りが苦しいのかなと思ふ。

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ついさっきまで夕陽の明るみがかすかにあったのだが。