スマホに咳でコロナか分かるアプリ

2020-11-13 (金)(令和2年庚子)<旧暦 9 月 28 日> (赤口 庚申 一白水星) Kristian Krister   第 46 週 第 26208 日

 

今日読んだ NyTeknik (2020-11-13 11:25 Av: John Edgren) に興味深い記事があった。自分のスマホのマイクに向かって咳をすれば、COVID-19 に感染したかどうかが分かるアプリが開発されたといふことである。AI の技術を駆使して、健康な人の咳と covid-19 にかかった人の咳とを区別するのだといふ。MIT によれば、その判別は、現在、98,5パーセントの精度に達してゐるといふことである。ベテランのお医者さんは通常、5種類から10種類の咳を判別できるが、AI に学習させると、最大300種類の異なる特徴を選別できるのだといふ。これは今年6月にオクラホマ大学で始められた実験であるのだが、その時の精度は 90% 程度であったとのことである。MIT では現在、70,000 件のデータを収集しており、そのうち 2,680 件は covid-19 が確認された患者からのものである。もともと MIT では声の中にアルツハイマーを暗示する信号が含まれてないかを研究して来たのであるが、その技術を急遽、コロナウイルスの検出のために援用したとのことである。この技術が信頼に足るものならば、検査は非常に楽になるし、結果が早く出るし、感染を予防するのに画期的な tool になると思ふ。一度かかった人が回復した時、これでもう安心と言へるレベルまで回復したかの判定ができるのかも気になるところである。この話、本当かしらと思ふ。人種によって咳の仕方が違ふことはないかな。新聞記事は時々、大げさに表現することもあるので、鵜呑みにはできないが、しかし解決策としては十分ありえることと思ふ。

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