小さなイルミネーション

2019-11-30 (土)(令和元年己亥)<旧暦 11 月 4 日>(友引 辛未 八白土星)Anders Andreas  第 48 週 第 25859 日

 

明日の日曜日はもうアドベントである。近所のあちこちの家の窓辺には既に美しい照明が飾られてゐる。はたからみると幸福の象徴の様にも見える。暗く陰気な11月の天候であるので、人々は飾り付けを急ぐのかもしれない。我が家でも小さな前庭に灯りをつけることにした。もうすっかり葉を落とした紅葉と銀杏の梢をつなぐ様に灯りをつけた。毎年同じ灯りを使ふ。赤と白の LED が交互につながる灯りは派手すぎるかもしれない。同居人は時々それを言ふが許容範囲と思ふ。3年ほど前に買ったものだが、たまたま行ったお店にそれ一種類しかなかったのだ。飾り付けは同居人と一緒にやった方が良いのだが、彼女はご奉仕のために町の教会へ出かけてしまった。帰って来るのを待って始めるとすぐに日が暮れるので、お昼頃に僕は一人でやることにした。ただ、踏み台の上に乗ると不安定であるので、注意が必要である。作業を始めると隣に住む Agneta が2階から声をかけてくれてハシゴ台を借りることができた。僕の知ってゐる日本の脚立は一番上の部分が狭くてその上に立つと危ない。上辺をまたぐ様に作業すべきものだが、借りたハシゴ台は脚を広げると上辺が広くなって、その上に立って安定して作業ができた。スウェーデンのハシゴ台の方が良いなと思った。飾り付けをひとりでやってしまったので同居人は怒るかなと思ったが、帰って来た同居人はそれを見て良くやったと褒めてくれた。

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飾り付けの第一夜。灯りは四六時中つける。