酒はため息

2018-12-04 (火)(平成 30 年戊戌)<旧暦 10 月 27 日>(赤口 庚午 七赤金星) Barbara Barbro 第49週 第 25500 日

 

「酒でも飲まなきゃやってられません」といふ気分になることは誰にもあると思ふ。けど、僕は酒が弱いし、無理に飲んでもそれで何処かに逃避できたことはない。どんなに飲んでも、その場の支払ひは誰がして、割り勘にすればいくらになる、みたいなことを先に思ってしまふ。その様な人間は辛い時どこに逃げたら良いのでせう。荒波の海に向かって思ひきり叫ぶのもひとつの方法かも。でもそれも出来ないので結局、夜、布団に潜って「男のため息」。パイロットが勤務前に酒気を帯びて逮捕された事件があった。パイロットになる様な人は相当に自制心の強い人であらうと想像するのだが、それでも勤務前に飲んでしまふとは余程の事情があったのかなとも思ふ。けれども、乗客を乗せて飛行機を操縦するほどの人はそれなりの自覚を持ってもらはなければ困る。これから先、人手不足の時代になれば、パイロットの質も低下するのかなと僕は心配である。

 

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冬のNyköping