僕がおごるよ

2018-09-24 (月)(平成 30 年戊戌)<旧暦 8 月 15 日>(仏滅 己未 二黒土星)振替休日 Gerhard Gert 第39週 第 25430 日

 

「ここは僕がおごるよ」とまあ、そんな風に威勢の良い言葉を必要とすることのない人生を僕は送ってゐる。大抵の状況で「割り勘」こそ友情の基本と僕は思ってゐる。が、それでも、もし自分がおごるべき状況に至ったら、英語ではなんと言ふのだらう。”I’ll treat you.” で良いのかもしれない。invite や offer はちょっと大げさな気もするし。でも、普段から僕のケチなことを知ってゐる相手は、「それは、態度や気持ちとしてはこちらのことを respect するけれども、支払ひのことまで treat するとは言ってないのではないか」と忖度されることはないかなと不安になる。思ひ過ごしだと思ふが、もし心配ならもっとはっきり ”I will pay for this.” と言ふべきか。ちょっと言ひ方が直接的過ぎないかとも思ふ。これがスウェーデン語の場合だと、’bjuda’ といふ便利な言葉があって安心である。僕は外国人だから語感は分からないのだが、口語的な日本語の「おごるよ」に近い感じがする。英語より親しみやすい一面である。

 

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夕焼け