Gnesta の火事

2018-09-25 (火)(平成 30 年戊戌)<旧暦 8 月 16 日>(大安 庚申 一白水星)満月 Tryggve 第39週 第 25431 日

 

週末に Gnesta で火事があった。Gnesta といふ町までは自動車で 40 分ほどの距離であるが、幹線道路 E4 から少し西に入ってゐるためにあまり馴染みの町ではない。今日の Södermanlands Nyheter にはこの火事で Powerbox といふ会社が完全に焼け落ちた様子が出てゐた。何となく何処かで聞いた様な名前の会社であるので、記憶をたどれば、ちょうど3ヶ月前、この会社を日本の Cosel といふ会社が買ったといふ記事を思ひ出した。今年の6月26日の Södermanlands Nyheter に日本人とスウェーデン人が握手してゐる写真が出たので、オヤっと思って見たら、その二つの会社の社長同士の写真であった。それを思ひ出したのである。日本の会社にしてみれば、せっかく買った会社の社屋が焼け落ちたとなれば、思はぬ損失かもしれぬ。しかし、今の時代、書類は全てクラウド上にあるだらうし、いっときは損した様に見えてもすぐに追ひつくものと思ふ。社屋のほんの一部は残ったらしいが、ほとんどの部分は焼け落ちて、今尚、焼け跡の異臭が漂ふ。従業員は働く場所もないが、早速昨日から、近所の会社の援助を受けてともかくも働き始めたと書いてあった。 火災の原因は特定されてない様である。放火を疑ふ理由もなく、電気事故であったかもわからない。1974 年に創業したオフィスでそれなりの歴史もあり、そんな建物の焼失に担当の人たちはしょげた様子である。Powerbox の従業員は40人ほど。ストックホルムにもオフィスがある様なことが書いてあった。ドイツとオランダにも研究開発などのオフィスがある。

 

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スーパーでの買物は週2回に決めてゐる。スーパーまで徒歩5分。この坂道を降りたところにある。木の葉も秋の色に。