さよならリュック

金 旧暦 12 月 10 日 先負 戊午 一白水星 Bodil Boel V04 25189 日目

多分、もう 20 年ほども使ってゐるのではないだらうか、愛用のリュックサックが遂に壊れた。これまでも補助ベルトなどがダメになったりして、使ひにくくなってゐたのだが、まだ使へる、もう少し使へると思ひ始めてからでも二、三年は経つと思ふ。今日はファスナーがきちんと閉まらなくなったので、廃棄処分を決めた。このリュックの良いところは防水仕様がしっかりしてゐて、中に濡れた水着を入れても割と外へ水分が漏れにくいことであった。底部にあるポケットも傘を入れるのに便利であった。中央にはリフレックスもついてゐる。だが、外側のネット状のポケットは使ひにくかった。ペットボトルなどを入れると、すぐに落ちてしまふし、ほんのしばらくだけと思って文庫本を入れて、どこかに落としてしまったこともあった。それ以来、リュックサックの外側のオープンポケットは信用しないことにしてゐる。それにしても長いこと働いてくれたリュックである。日本へお供したことも何度もある。今日のブログには、感謝の気持ちを込めて、その最後の姿を写真に収めておくことにした。長いことありがたう。新しいリュックは、同居人が「使はないのがあるよ」と言ってくれたので、それを譲り受けることにした。