車の修理

月 旧暦 9月 4 日 赤口 癸未 五黄土星 霜降 Severin Sören V43 25094 日目

「3週間ほど不在にするからその間に修理してほしい」と言って車を修理会社に預けたのは6月のことであった。車にはぶつけられた跡が2箇所あった。旅から戻るとその自動車は全くの手付かずのままであった。担当者に詰め寄らうとしたら会社をやめてゐた。車は必要なので、その時はともかくも持ち帰って乗ってゐた。そのうち駐車中にまたぶつけられて新たな傷ができた。今度はドアがきちんと密閉できないほど大きな傷であった。傷は3箇所になった。9 月下旬にまた、同じ会社へ行き、「3週間ほど不在にするからその間に修理してほしい」と言って車を預けた。「前回の様なことになると困るんだよ」とも付け加へた。返事は「大丈夫。3週間あれば治せます。」でも、3週間がすぎて旅から帰って車を受け取りに行くと、案の定と言ふか、修理は未完であった。着手だけはしてゐる様であったのが、前回との違ひだが、それも、着手したのはつい最近のことの様で、電話をするたびに「部品がまだ来ないものだから」などと言ひ訳をする。電話をすると、会ったことのない女の人が出て、その人は、状況を誠に正確に把握して、客の立場を理解して、現場を叱咤してくれる。前にはそんな人が居なかった気がする。昨日で車を預けてからひと月が過ぎた。スウェーデンの会社が皆かうではないが、ちょっとひどい。こちらも年金生活者であるから、あまり強い言葉で叱責するのは控へたい。でも、こんな経営をしてゐると、会社の存続が危ふくなるのではないかと心配する。家から歩いて行くことのできる距離にある修理工場であるので、なるべく潰れずに居てほしいのだ。