代車が届いた

火 旧暦 9月 5 日 先勝 甲申 四緑木星 Evert Ellert FN-dagen V43 25095 日目

車の修理会社との交渉は今日も続いた。車がなくて困ってゐることをメールと電話で訴へると、昨日からもう用意してあったのか、お昼前に家に代車が届けられた。修理が出来上がるまでこれを使ってくれといふことらしい。三菱の Space Star といふ自動車であった。日本のモデルで言へばミラージュに相当するのかもしれない。コンパクトで乗りやすかった。それに内外ともこぎれいに掃除がしてあったので好感が持てた。マニュアル車は加速する時の感じが断然良い。燃費もオート車に比べると随分良いのである。今の日本ではマニュアル車はあまり見ないかもしれない。今日はもう一つ良いことがあった。日本の家にあった人形のひとつを今回ケースごとこちらに持って来たのだが、ガラスケースの天井板が、これは日本に置いてあった時から欠けてゐた。スーツケースに詰めてこちらへ持って来た時に、他の側面板のガラスも割れるかもしれないと心配したが、割れずに済んだ。それで、最初から割れてゐた1枚のガラス板を、こちらのガラス屋さんへ持って行って、このサイズのガラス板を作ってくれないかと頼んだ。相手のお兄さんは、5分ほど待ってろと言ひおいて奥に消え、やがて同サイズのガラス板を持って現れた。ニコッと笑って金は要らないと言ふ。請求書や領収書をコンピュータで作成する手間の方が大変なだけかもしれないが、親切であった。昨日はスウェーデンのサービス産業の悪口を書いてしまったが、今日の様に良いこともある。