日本からのお客様

水 旧暦 9月 6 日 友引 乙酉 三碧木星 Inga Ingalill V43 25096 日目

まだ現役であった頃は、仕事の関係で日本からのお客様が僕らの町に来られることも度々あったのだが、定年退職してからはそんな機会もなくなった。今日は同居人の方に、お客様がふたりお見えになった。暇な僕は自動車の運転を手伝ったり、ランチを一緒に食べたり、ちょっと楽しい一日を過ごした。お客様といふのは、そのうちの一人は、同居人がまだ日本で看護師として働いてゐた頃に同じ病院の別部門にゐた人。病院の廊下などですれ違ったこともあったに違ひないのだが、面識はなかったので、感じとしては初対面。でも、古い職場の同僚や先輩の消息などの話で結構盛り上がってゐた。その方は今は同じ病院に勤務するのではなく、スウェーデンのシルヴィアホーム Stiftelsen Silviahemmet の認知症ケアに関する教育を日本に伝へる仕事をしてゐる。それでスウェーデンとはこれまでも行き来があって、今回もその仕事に関連して二人でストックホルムに見えたのだが、今日は予備日で僕らの町まで来られた次第。もう一人の方は金沢から来られて、僕の郷里にも近い。シルヴィアホームのことを僕は初めて聞いたが、シルヴィア王妃のお声がかりで 1996 年に設立されたとのことである。色々と教はった。今日はあいにくの雨で、散歩には向かない一日であったが、少しだけ町の様子も案内した。