北陸新幹線工事

火 旧暦 閏5月11日 先負 壬辰 八白土星 Ulrika Ulla V27 24983 日目

昨日、福井へはバスで行った。同じ福井行きのバスでも路線が3つほどあって、そのうち、高校時代に通学したルートと同じ路線のバスを選んだ。同じ路線と言っても、通過するバス停の名前は昔と同じだが、新規に道路が建設された箇所もあって、部分的には随分様変はりしてゐる。特に、高架を建設してゐる場所もあって、「ははあ、あそこに北陸新幹線が通るのだな」と想像した。高校時代に東海道新幹線が開通した時、どんな乗物だらうとワクワクした想ひ出がある。きっと、すごくお金持ちの人だけが乗るのだらうなと想像したが、社会人になった頃には庶民の足になってしまった。新入社員なのに新幹線で出張することがあって、気分が高揚したものだった。その新幹線が今度は自分の育った坂井平野を走るのだといふ。高度成長の時代には新幹線は庶民の足になることができたが、低成長の時代には営業的にうまくやっていけるのかなと思ふ。それは、海外の新幹線建設でも同じことではないだらうか。建設しても元が取れない状況に陥る心配はないだらうか。結局それはどの様な人口構成の社会であるかに依存することなのかも分からない。