豊洲市場の盛り土問題

金 旧暦 10月26日 大安 辛亥 四緑木星 Katarina Katja V47 24750 日目

東京都豊洲市場の盛り土問題は都の歴代幹部の処分にまで及んでゐる。僕はそこまで必要なのかと疑問に思ふ。公開資料では盛り土をすることになってゐたのに、実際はしてなかったといふことは、矛盾がある点で確かに悪いことだが、そもそも果たして盛り土を施すことが絶対に正しい方法であったかどうかの冷静な検証が足りないのではないかと思ふ。都の専門家たちは多分それなりに計画があってやったことで、その計画の選定過程が不透明であったことは十分反省してもらひたいけれども、安全上もそれなりに根拠があってやったことだろうし、工程を守り、市場で働く人たちがスムーズに引っ越しができる様に、僕らには見えない努力がきっとなされて来た筈である。そのスムーズな動きを引っ掻き回して正義を振りかざし、計画に従事した人たちが何か非常な悪事を働いた様な印象で処罰するのは、小池都知事の、単にパーフォーマンスをアピールするためだけの、張り切り過ぎ、行き過ぎではないかと僕は思ふ。