秋祭り

木 旧暦 9月3日 大安 甲子 六白金星 Hedvig Hillevi V42 24344日目

さはやかな秋晴れの日が続いてゐるが、朝晩は気温が低くなって来た。薄いガラス板の窓がいかにも寒さうに見える。昨日買っておいた窓ガラス用の断熱シートを貼ってみた。木枠の窓に桟があるので、シートを小片にして何枚も切った。そしてそれを貼った。これに少し時間がかかった。夕方外に出てみれば、道の脇に屋台が並んでゐる。思へば今日から神社の秋祭りであった。子供の頃は春と秋の祭りは僕には重要な行事であった。その日の来るのが待ち遠しかったものだが、今は殆ど気にもかけなくなってしまった。昔は植木市とせともの市が広い場所を占めてゐたが、今は殆ど見ることがない。屋台の殆どは食べ物を売ってゐる。町で行き交ふ人も今はもう顔も知らないものばかり。それでも自分の育った町の祭りが連綿と続けられてゐるのを見るのはうれしいものである。