もみじの枝をバッサリ伐採

2019-05-31 (金)(令和元年己亥)<旧暦 4 月 27 日>(赤口 戊辰 五黄土星) Petronella Pernilla 第 22週 第 25677 日

 

台所は西に面してゐる。昔、布施明の歌であったか「西日だけが入るせまい部屋で二人」といふ歌詞があったが、ちょっとそんな感じかな、違ふか。窓の外には2階に住む人のベランダが張り出てゐるので、深い庇になってゐる。その庇を利用して小鳥の餌を吊るすと、小鳥がひっきりなしにやって来る。時には大きな鳥が、俺にもよこせ、とやって来る。その先に、イチョウともみじが枝を伸ばしてゐる。いづれもここに引っ越してから同居人が植えた木だ。イチョウは若葉の出るのが遅いのだが、この頃、出し始めた。もみじの方は、遠慮会釈もなしに枝を広げるので、鬱陶しく感じる様になった。それで、同居人と、もみじの散髪をした。適当なところにノコギリを入れて枝を落とす。専門家から見れば変な切り方かもしれないのだが、ともかくも木といふものは人間が手入れをしてやらねばならぬものだと思ふ。庭木のゴミはすぐにたくさんになるので、自動車に乗せて Björshult といふ近くのゴミ処理場に持って行って捨てた。ゴミはできるだけ出さない様に心がけてゐるのだが、やむを得ない。昔は世の中にプラスチックもなかったし、家で出るゴミはみんな自分で処理したものだ。ゴミを集めに来てもらへる時代になってから、「本来自分で処理しなければならない」と考へる人は殆ど居なくなった。自分でなんとかしようと思っても焚き火は禁じられてゐるし、どうにもできない一面がある。ゴミ処理場へ行くとそんなことを思った。

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左近のもみじ、右近のイチョウ。桜と橘に非ず。