深夜放送

金 旧暦 9月4日 赤口 乙丑 五黄土星 Finn V42 24345日目

この頃またラジオ深夜便を時々聞く。ラジオ深夜便はどちらかと言へば高齢者向けの深夜放送番組であると思ふ。で、アンカーの方達も、高齢とまではいかなくてもそれなりに年齢の円熟された方が多い様に見受けられる。不思議であるのは、さほど若くもない筈のアナウンサーの方々が、深夜放送を朝まで続けられることである。すごい馬力である。日常の生活のリズムが狂っておしまひになるのではないかと案じたりする。これはやはり余計な心配かな。僕はラジオをつけっ放しで寝て、時々、目が覚めた時に流れて来る部分を聞くことにしてゐる。番組表を見て番組を待ち構へるのではない。昨夜目が覚めたのは午前1時台、「わが心の人」で、山崎豊子秘書野上孝子さんがお話しされてゐた。面白かった。そして面白いと言ふ以上に、野上さんの言葉遣ひの、さういふ言ひ方をしては失礼になるのだが、何とも耳触りの良い日本語に魅せられた。迎アナや野上さんの様に美しい日本語を僕も大事にしたいと思った。