白い杖の日

2021-10-15 (金)(令和3年辛丑)<旧暦 9 月 10 日> (赤口 丙申 七赤金星) Vita käppens dag Hedvig Hillevi 第 41 週 第 26543 日

 

昨日に続いて今日は「白杖の日」である。日本語では「国際白い杖の日」とされてゐる。日本のライオンズクラブのウエブから引用すると、「白い杖は、安全な、信頼できる歩行の道具として、世界中の目の見えない人や視覚障害者に使用されています。白い杖はその使用者のスキルと能力、移動と自立の象徴です。また、それによって周囲に視覚に障害があることを認識してもらうことができます。」と書かれてある。スウェーデンでは、目の不自由な人に白い杖を無料で貸与できるような制度を目指してゐるようなことが、カレンダーに書かれてあった。目が不自由であることを理由に家に閉じこもり、白い杖を持って外出しない人もあるのかもしれない。さう云へばかなり前になるが、伊藤亜紗著「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(光文社新書)を読んだことがある。新鮮であった。見えないことは欠落ではなく、脳の内部に新しい扉が開かれることであると書かれてあった。

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秋の夕暮れ