エネルギー資源の輸入を続ければ

土 旧暦 閏9月16日 赤口 癸未 五黄土星 Vendela V45 24014日目

廃炉に必要となる今後の費用などを考慮すると、原子力発電は従来から言はれてゐたほど安い電源では無いのかも知れない。けれども、原子力をやめて火力に移行し、石油や天然ガスを大量に外国から購入する事を続ければ、日本のお金はどんどん無くなって行く。それに比べて原子力の場合は、お金がかかると言っても、そのかかったお金の大部分は国内で回される為に社会に果たす経済効果は大きい。日本がエネルギー資源を大量に輸入してどんどんお金を使って、何年かのうちにすっかり貧乏になったとしても、それが世界全体から見て、社会が良くなる方向に使はれるなら、そこに意義もあらうかと思ふ。けれども、その様なお金は、どうかするとテロリストに回ったり、貧富の差が更に広がる方向に使はれてしまふおそれは無いのかと心配である。日本はもはや世界の平和と安定の為に、このお金はどこでどの様に使はれるかについてもしっかり考へないといけないのではないかと思ふ。貧乏に落ちてからでは世界に貢献出来なくなるのではないかと心配である。