北極と南極が反転する話

金 旧暦 10月20日 大安 壬辰 五黄土星 小雪 Cecillia Sissela V47 23663日目

地球の北極と南極とは数万年に一度、反転するものらしい。地球の内部はどうなってゐるのかよく分からないが、かなり安定した元素でも一部はうんと長い年月のうちに他の元素に変はって行き、その間に崩壊熱を出して地球の内部は熱くなるのだと何かの本で読んだ記憶がある。長い年月をかけて大陸が移動するのもそのやうな熱が原因になるのであらうが、どうも溶岩が冷える時に磁化されて地球は全体としてひとつの磁石になるらしい。その磁化される向きが数万年に一度逆転すると言ふ。何かSFのやうな話であるが、今、その地磁気の反転が起こらうとしてゐるのではないかと説を唱へる学者もゐる。昨今の地震津波や火山活動の活発化を見てゐると何となくうなづける気もする。もし本当にそれが起こったら、GPSなどの先端技術もかなり影響を受けてしまふのではないかと思ふ。それ以前に地上の生命は大丈夫であらうか。