2023-07-30 (日)（令和5年癸卯）<旧暦 6 月 13 日>（赤口 己丑 二黒土星） Algot 第 30 週 第 27200 日
明日で7月も終はりであるが、今年の7月は史上最も暑い7月になったと新聞で見た。ヨーロッパも南の方は大変に暑いらしい。これが今年だけの話で、来年からはまた涼しくなりますよ、といふのならまだ良いのだが、年を追ふごとに一段と暑さが増して行くと予想されてゐる。温室効果ガスの排出をゼロにする取り組みは大事であると思ふが、それだけではダメであると思ふ。「ガソリン車を廃止して電気自動車に」といふ動きも、純粋に温室効果ガスの排出をゼロにするためといふよりは、それにかこつけて商売をする動機の方が大きい様に思はれてならない。また、ウクライナなどで戦争を続けるだけでも相当に環境を悪化させてゐるのではないかと思ふ。地球をこれ以上汚さない、水や空気を汚さない、といふことも温室効果ガスの排出以上に大事であると思ふ。そもそも地球の温度が温暖で安定したのは最近のことで、せいぜい1万年ほど前からであるとされてゐる。地球の年齢46億年の中の1万年とは大変に短いものだ。そんな奇跡的なありがたい季節が、いま過ぎ去らうとしてゐるのかもしれない。地磁気の向きは数万年で反転するといふ話も聞くし、人間はどうあがいてもダメかもしれないとも思ふ。地上の人々が知恵を出し合へば解決できる問題なのだらうか。希望を持って生きることは大事だが、、、。地上に増えすぎた人口の大きさが自分たちを苦しめてゐる気もする。
