微小プラスチックによる海洋汚染

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今日の日本経済新聞に「微小プラスチックごみ、海洋汚染の要因に」といふ記事があった。微小プラスチックごみは地球上のあらゆる生物にとって脅威となるのではないかと思ふ。大きなプラスチックごみなら目に見えるのだが、長い年月のうちにボロボロになって微細化したプラスチックは分解されることがない。世界の海の至るところに目に見えないごみとなって既に無数に溶け込んでゐるといふ。海中の有害物質がそれに付着して濃縮され、それを魚や鳥が食べて、生態系に悪影響を及ぼす恐れもあるといふ。もう手遅れかもしれないのだが、これ以上海を汚さないで欲しい。津波などで大量の物質が攫はれてしまふ様な不可抗力な場合もあるかしれないが、僕らが一般市民のレベルでできることは、まづごみをきちんと処理することだと思ふ。街を歩けば、お菓子の外装などたくさん落ちてゐるのを見る(日本ではどうか分からない)が、それらも最終的には海へ行ってしまふのではないかと思ふ。この地上に人間の数がうなぎのぼりに増えて、みんなが勝手にごみを出して地球の環境を壊してゐる。自分だけ気をつければ解決できる問題ではないのだが、一人一人の意識は大事と思ふ。将来、文明の崩壊はどんな方向からやってくるかわからない。人口が増えてもゼロエミッションを目指すべきと思ふ。