シアワセの朝

土 旧暦 1 月 9 日 先負 丁亥 三碧木星 Mattias Mats V08 25218 日目

雨水に入って6日目になるが、氷点下の気温がもう 10 日以上も続く。今朝も起きた時は氷点下 12 度ほどであった。土曜日のせいか気楽で、朝起きて裸になって体重まで測ったのに、またパジャマを着て布団に潜って iPohne で本を読む。するとウトウトとなっていつの間にか寝てしまった(今日のシアワセその一)。この頃お日様はだいぶ早起きになった。僕の部屋には朝日が当たるので、何か暖かい気配がして目が覚めた。外は氷点下でも、春の日差しが強くなって、窓越しに入る輻射熱を感じたのだと思ふ(今日のシアワセその二)。それでもう一度、今度は本当に起きた。朝食をすませてぼんやりと考へる。自動運転とか AI タクシーとかこれから発達するらしいが、そもそも人は何のために移動するのであらうか。本当は暇なくせに忙しがって無駄に動くだけではないのかな。人は自分の足で歩いて行ける範囲の中だけで生活できれば、それもまた結構楽しいことではないか(今日のシアワセその三)。かうして僕は朝のうちに三つのシアワセを感じたのだった。