犬に襲われた人の話

火 旧暦 8月3日 仏滅 壬午 三碧木星 Orvar V38 23233日目

同居人が新聞を読んで「エーッ」と驚いた声をあげたので何かと思ったら、近所の奥さんが犬に襲われて転倒し、足の骨を折るなどの大怪我をしたという事件の記事であった。日曜日の夕方の礼拝に近所の教会へ行ってその玄関先で襲われたらしい。すぐに病院へ運ばれたがかなりの重症で、皮膚の移植などもせねばならぬようなことが書いてあった。よく顔を合わせて挨拶を交わす人であるだけにショックであった。見かけは若いが79にもなられるそうで、回復に時間がかかるのではないかと心配である。ご主人もどんなにかご心配であろうかと思う。穏やかで優しい人であるだけに何ともお気の毒である。犬の持ち主は謝罪の言葉も残さずに現場を立ち去ったというからたちが悪い。この日、同居人も最初の予定では教会へ行く予定であったのだが、午後に一緒に映画を見て、家に帰ってからは時間も少なくなったものだから、今日はよそうということになった。もし、あの時行っていれば同居人が襲われていたかもしれない。午後には強い雨もふって今日は憂鬱な一日であった。