断酒宣言

木 旧暦 3月 21日 大安 辛卯 七赤金星 Patrik Patricia V16 21982日目

このところずっと朝の血糖値が高い。その数値から見て、もし病院に行けば、必ずかなり進んだ糖尿病であると宣告されるに違いないという変な確信がある。それが分かっているものだから病院には行かないことにしている。食事と運動、もしくは生活習慣の改善によって、状況は好転できるはずだと信じているのである。ところがどっこい、現実の生活は不摂生極まりないので、状況は好転するどころか、次第に悪化の一途をたどっている。最近血糖値が高いことが分かって病院で指導を受けたという友達と電話で話す機会があって、生活を改善する為のヒントを色々と教えてもらった。その中で酒が糖尿病に一番悪いという一言に思い当たるものがあった。僕は「酒に罪は無いものを」と信じていた。というより信じたかった。酒を飲めばつい食べてしまうから血糖値が上がるのであって、食べずに飲めば安心できるものと思っていたのである。ところが話を聞くと、酒は僕が予想している以上に内蔵の各器官に負担をかけるものであるらしいので、今日からは酒を一切飲まないことにした。それをブログで宣言してみるのも良かろうと思ってこれを書いている。少しくらいなら飲んでも良いだろうと言う人もあるが、少し飲んでやめておくという飲み方が一番むつかしい。ひとくち飲めばますます次が欲しくなるのは自然なことである。一般にN滴の酒を飲んでしまえばN+1滴の酒を飲むのに何の抵抗も無くなる。この悪循環を断つためには、N=1の場合を成立させないように、つまり最初の1滴を飲まずにおくことが、断酒を続ける為の何よりの秘訣である。さて、今日のこの決心で果たして血糖値が下がってくれるかどうか、明日からのお楽しみである。