アイスランドの噴火活動

2024-01-15 (月)(令和6年甲辰)<旧暦 12 月 5 日>(仏滅 戊寅 六白金星) Laura Lorentz    第 3 週 第 27369 日

 

アイスランドのグリンダビクと云ふ町で噴火があり、溶岩が町に流れ込み、いくつかの民家が炎に包まれる事態となった。市民はあらかじめ避難してゐたため負傷者は出てゐないと云ふことである。12月にも噴火が起きたが、その時は溶岩が市内まで到達せず、次第に鈍化してくれたらしい。ところが昨日また噴火があり、今度は市内に溶岩が流れ込んだ。グリンダビクとレイキャビク間の主要道路にも流れ込み、電気や水道管などが被害を受けてゐる。市内の二つの家の隣には激しい溶岩の噴水があり、マグマだまりの変容の仕方によって噴火が継続する恐れもあり、さらに多くの建物が破壊されるかもしれないとのことである。アイスランド北アメリカ大陸プレートとユーラシア大陸プレートの境界の上にあり、地質活動が活発な区域になってゐる。

能登半島地震でも2週間が過ぎて、被災者の2次避難などが検討されてゐるが、長年その地に住み慣れた人たちにとっては、容易なことではその地を離れたくないと思ふ気持ちはわかる。でもどんな解決策があるだらうか。

暗い日でも夕方に明るくなることがある。