心配なアイスランドの噴火のおそれ

2023-11-14 (火)(令和5年癸卯)<旧暦 10 月 2 日>(大安 丙子 三碧木星) Emil Emilia   第 46 週 第 27307 日

 

アイスランドでは数日前から噴火の前兆が見られて警戒態勢に入ってゐる。今日の地方紙 Södermanlands Nyheter にもそのことが書かれてあった。アイスランドの南西部にある Grindavik といふ町の北側で、週末に破砕帯が大幅に長くなり、噴火が始まる恐れが大きいといふ。首都 Reykjavic から40 km ほどしか離れてゐない。住民が避難した様子も昨日のテレビで見た。アイスランドでは 2010 年に Eyjafjallajökull で、噴火があった。この時僕は日本に出張してゐて、予定してゐた飛行機が運行停止になったために、スウェーデンに帰ることができず、数日、東京のホテルに延長滞在したのを覚えてゐる(このことは2010年4月17日のブログに書いてある)。僕の場合はホテルを予約できたから良かったが、旅人の多くは成田空港のロビーなどで、雑魚寝する様な大変な状況だった。火山灰は細かいガラスの粒子でできてゐるので、ジェットエンジンが火山灰を吸い込むと、溶融してエンジンが停止してしまふ。その点、旧来のプロペラ機の方が火山灰の降る空を飛ぶのにリスクが小さいかもしれない。2010年の時の様なことになったら、航空業界の損失も計り知れず、大変なことになると思ふ。

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