新しいコンピュータは快適

2023-02-10 (金)(令和5年癸卯)<旧暦 1 月 20 日>(友引 己亥 九紫火星) Iris 第 6 週 第 27030 日

 

1月28日にコンピュータが動かなくなって、その翌日に新しいコンピュータをネットで注文して、2月6日に届いた。昔に比べると新しいコンピュータの設定にそれほど多くの手間がかからない。重要なファイルはクラウドに載せてあるから、そこからひとりでにファイルが降りてくる。それでもバックアップを復元したり環境設定を少しづつ整へるのに2、3日は時間が取られた。新しいコンピュータは実に快適だ。中でも一番ありがたいと感じたのは共有ファイルの機能である。家計簿などは同居人と僕と同じファイルに記入するので、これまでは同居人のアカウントにログインせねばならなかった。それで、1台のコンピュータにふたりのユーザーを登録して切り替へて使った。ところが、共有ファイルに指定できるおかげで、その必要がなくなった。相手がどこをどの様に変更したかまで出てくるので、この機能は本当に便利であると思った。新しいのを買って良かったと思ふ。新しいコンピュータが届くまでのほぼ1週間は iPhoneiPad で代用したのだが、慣れないせいかPages も Numbers もブログの更新も作業がしにくかった。一番しにくかったのはメールである。新着メールを調べるだけなら iPhone で十分なのだが、振り分けたり、フラグを立てたり、アクションの必要なものだけ残したりする作業はほとんどできなかった。それにしてもコンピュータが動かなくなったのは父の命日、新しいコンピュータを使ひ始めたのは僕の誕生日。ついでに言へば、14年前、僕が還暦の誕生日を迎へる2日前に母は亡くなった。暦が一巡りした還暦の日に母が逝ったことは象徴的だった。これらの日付は偶然かもしれないのだが、僕には意味のあることで、父と母に今も守られてゐる気がする。

朝の光の勢ひに春を感じた