言論の自由

2023-02-04 (土)(令和5年癸卯)<旧暦 1 月 14 日>(友引 癸巳 三碧木星立春 Ansgar Anselm 第 5 週 第 27024 日

 

言論の自由が当たり前の様に感じられる日本であるが、好き勝手なことを言って良いといふわけではない。特に政治家などは不用意な発言をして罷免されることもある。一般の人なら何を言っても良いかといふと、この頃はSNSなどで発言が拡散するので、やはり気を付けないといけない。どんな発言なら問題なしで、どんな発言ならいけないことになるのかは誰が決めるのだらう。周りを見てその基準を探るのではなくて、自分の心の内に基準を持たないといけないと思ふ。人はそれぞれに、色々な状況で色々なことを思ひ浮かべるであらうが、ひとつひとつの思ひの善悪の基準は、ひとりになった時静かに胸に手を当ててみればわかるのではないかと思ふ。それには学歴も教養も関係がない。気を許してふと何かをしゃべってしまった時、はからずも漏れてしまった本音であっても、それは良心に鑑みて恥ぢないレベルであるやうに心を保ちたいものだと思ふ。

しらかばも 春たつ今日を 知りたるか