友達と会ふ

2022-07-03 (日)(令和4年壬寅)<旧暦 6 月 5 日>(仏滅 丁巳 三碧木星) Aurora 第 26 週 第 26814 日

 

日曜日で、同居人と Stockholm へ行った。同居人は娘のアパートで降りてその後孫と遊んだ様である。僕は自動車をその近くに止めて、電車で Mörby Centrum へ行った。そこで旧友の鳥本さんと会った。旧友と言っても、スウェーデンに来てから知り合ったのだが、それでも30年以上経つのでやはり旧友だ。普段は話をする機会もないのだが、今日はそんな機会に恵まれた。鳥本さんは福井の出身で、高校は違ふのだが僕と同学年で、奇遇といへば奇遇。そのことも友達になるひとつのきっかけであった。小学校や中学校のアルバムを見せてくれて、知ってる人がゐるだらうと言はれるのだが、僕は高校時代の友人もあまり知らない方なのだ。むしろ、卒業して社会に出てから、知り合った人の方が多いくらいだ。それでも、知ってる人は何人かあった。鳥本さんはまた、プロフェッショナルな折り紙師で、オリジナルをたくさん持ってゐる。今日も、”Ukraina now” 「友好のハト」をプレゼントしてくれた。紙は日本から取り寄せないとないのださうである。ウクライナの国旗の色の黄色と青を1枚の両面に印刷すると、色がすけて緑っぽい色になってしまふさうだ。それで、別な色に印刷した2枚の紙をあたかも1枚である様に擦り合はせて作るのだといふ。特別な仕様で、紙だけでも費用がかさむらしい。折り紙の紙は、日本製でないとダメらしい。購入直後は正方形の紙だが、時間を経ると縦と横の伸び方に差ができて正方形でなくなってしまふことが多いのだが、日本の紙は両方向に均等に伸びるので、いつまでも正方形である、それで折り紙の紙は日本のものでないとだめださうである。その他、面白い話をたくさん聞いたが、また別な機会に書くことにする。

Ukraina now. 撮影の角度が良くないかもしれない。青い部分はハート型で、全体を机上に立てることができる。ウクライナを応援する作品。