怠惰な一日

2022-03-24 (木)(令和4年壬寅)<旧暦 2 月 22 日>(大安 丙子 一白水星) Gabriel Rafael 第 12 週 第 26713 日

 

今日も怠惰な一日を過ごしてしまった。それでも悔恨の思ひはない。やる気のない日はそのように過ごせば良いのだ。毎日、掃除をしたり、メールのチェックをしたり、新聞記事を読んだり、ネット上で各種支払ひをしたり、仏様の前で座ったり、Duolingo で語学の勉強をしたり、元気のある日はプールに行ったり、散歩したり、ひとつひとつは大した手間でもないのだが、積み上げると結構な時間が過ぎて、気づくと日が暮れてゐる。それで良いのだ、幸せなもんぢゃないか、それ以上に何を望むのだ、といふ自分がゐる一方で、これまでにやって来れなかった勉強を、いまもう少しやってみることはできないものかい、といふ自分もゐる。あまりにも世の中は進歩しすぎて、それに比べて自分はあまりに何も知らなくて、結局自分には何ができるのだろうといふ、言ひようのない虚しい気持ちだけが残る。高校の勉強をやり直すといふ目標を掲げながら、現実には何もできてない。今更仕事をするわけでもないのに、そんなに気張らなくても良いと思ふのだが、怠惰な一日を過ごした後には、そのような虚しさがヒタと押し寄せる。

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家の玄関から見る日没