語学コンプレックス

2022-04-09 (土)(令和4年壬寅)<旧暦 3 月 9 日>(大安 壬辰 八白土星)上弦 Otto Ottilia 第 14 週 第 26729 日

 

長いこと外国に住んでゐるくせに言葉ができない。それがいつも悩みである。もう高齢者なので語学の勉強もほどほどに、と思ふ。これまで長くやってきてダメだったのなら、もう諦めて、サッサと他のことをすれば良いのだが、そのように諦めきれない一面がある。また、住むところが海外なのでやめられない一面がある。今更本気で勉強するだけのエネルギーはもう残ってゐないので細々とやる。そもそも仕事に役立つためにこそ語学の勉強はすべきであるのに、定年退職後に語学を勉強するのはあまり意味がない気がする。目標設定のない勉強でも何もしないよりマシかと思って机に向かふ。それと、時代の流れと共に勉強の仕方も変はって行くのを感じる。例へば Duolingo のアプリは語学の学習には本当に良いと思ふ。2017年9月から僕はこのアプリを使ってゐる。今ではユーザー数は世界中で5億人を超えたといふ。日本市場にも参入してゐるといふが、日本語をベースにした Duolingo がどれだけ良いのかは試してないので分からない。気長にこれで勉強すればどこまで実用的なレベルに近づけるかは分からないが、ちょっとした文法上の間違ひを、このアプリで教へてもらったことはよくある。また、学習テープなどと違って、シンボルを繰り返しクリックして何度も短文の発音を真似てみることができるのも特徴だと思ふ。上達はしないと思ふけど、いまのレベルから下がることを少しでも食ひ止められるかなと期待して細い勉強を続けてゐる。

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今日も風が冷たかった