平和憲法は日本だけのものではない

2022-03-05 (土)(令和4年壬寅)<旧暦 2 月 3 日>(仏滅 丁巳 九紫火星)啓蟄 Tora Tove 第 9 週 第 26694 日

 

ウクライナの情勢はいつまで続くのかなと心配になる。日本の対応の仕方も気になる。人間の場合でも、子供の時によく喧嘩をしたものでも、大人になると喧嘩をしなくなるものだ。それと同じように、国家の場合でも、成長すれば武力行使などしなくなるものだ。そのことが一番よくわかったのは、第2次世界大戦で原爆を落とされた国、日本だ。それで、戦後は平和憲法を掲げてやって来た。その精神に基づいて、戦争のない世界を築くために、日本の果たすべき役割は大きいと思ふのだが、日頃から、憲法を改正しようとか議論したりして来たものだから、今回のような場合に、世界に先んじて平和を訴へるべき言葉がよそよそしく響いてしまふ。せっかく立派な憲法を持ちながら、政治の貧困はこのような場合に現れるものだと思ふ。

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晴れた夕空にかかる三日月