老いの寝覚め

2022-03-06 (日)(令和4年壬寅)<旧暦 2 月 4 日>(大安 戊午 一白水星) Ebba Ebbe 第 9 週 第 26695 日

 

日曜日は娘たちの住む Stockholm へ出かけることが多い。大抵お昼頃に着くような時間になるのだが、それでも普段の日よりは早く起きる。同居人は前の日のうちに、持って行く食べものを拵へておくのだが、それとは別におにぎりと卵焼きだけは僕が作って持って行くようにしてゐる。それでその分早く起きるのである。起きてしまへばなんといふこともないのだが、起きるまではなかなか大変である。昔、仕事をしてゐた頃は、今から思へば早起きであった。老人になって朝起きるのがこんなに辛いものになるとは思はなかった。

 

老いの世の後の心にくらぶれば 昔は朝も疾きに目覚めけり

 

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海の氷も半ば融けて