あるロシア人のインタビュー記事から

2022-03-04 (金)(令和4年壬寅)<旧暦 2 月 2 日>(先負 丙辰 八白土星) Adrian Adriana 第 9 週 第 26693 日

 

ロシア南部からスウェーデンに来て住んでゐる女の人のインタビューをネットで見た。(svt.se/nyheter/lokalt/sormland/) 彼女は誰も戦争なんか望んでないのに、と言ふ。兄弟からの電話連絡によると兵士たちは戦争になるとは知らされずにウクライナに送られたとか。その兄弟も徴兵されるのではないかと心配そうであった。彼女の家族はロシアに住んでゐて、ウクライナの血も引いてゐるといふ。ロシアのメディアは、国民に、いま戦争のさなかにあるとは言ってない。小さな軍事オペレーションがあるだけだといふことである。でも、現実には大掛かりな悲惨な戦争が起きてゐる。86歳になる母がもし戦争中に亡くなると、その別れに行くこともできない。もし、行けば二度とここへは戻ってこれないかもしれないと。

ロシア人には良い人もたくさんゐると思ふのだが、プーチンがをかしな戦争を仕掛けるものだから、せっかくのロシアの良い面が、悪い方へ悪い方へと流されてしまふ。ロシアの値打ちが一方的に下がってしまふのだ。指導者は真にロシアを愛する人であるとは到底思はれない。

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ここ数日、良い天気が続いて気持ちが良い。