冬は痒みの季節だった

2022-02-23 (水)(令和4年壬寅)<旧暦 1 月 23 日>(大安 丁未 八白土星天皇誕生日 Torsten Torun 第 8 週 第 26684 日

 

今年もはや2月が過ぎようとしてゐる。「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」といふ言葉もあって、これは多分学校関係者の間の言葉で、生徒たちの卒業までの短い3ヶ月に行事がたくさんあって忙しいことを言ってるのだと思ふ。学校関係者ではない年金生活者でもこの季節は特に早く去って行く気がする。忙しい季節なのだが春を迎へる感じがあって僕は嫌ひではない。ところで、若かった頃、冬には大きな悩みがあった。それは空気が乾燥するせいもあるのか、背中などが痒くなって耐え難かったことである。今年も冬は去って行くが、ここ2、3年はそのような痒みに悩まされることがなくなってホッとしてゐる。これは年をとったからといふよりも、若い時ほど頻繁にシャワーをしなくなったからかもしれない。あるいはシャワーをしても若い時ほど石鹸をつけなくなったこととも関係してゐるかもしれない。あまり頻繁に石鹸で洗ひすぎない方が身体に良いのかなと思ふ。ただ、冷水摩擦は良いように思ふ。これはほぼ毎日するし、その時に微量の石鹸を使ふ。また、摩擦の後にはワセリンを薄く全身に塗る。これも良いのかもしれない。加齢臭とかいふのは、自分では感じられないが、もしそんなものがあるとするなら、多分内臓からくるもので、どんなに上等の石鹸をつけても取れないものだと思ふ。それで、安心して石鹸レス生活をしてゐる。

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夕暮れ