ゆで卵

2021-12-19 (日)(令和3年辛丑)<旧暦 11 月 16 日 友引 辛丑 五黄土星)満月 4:d advent Isak 第 50 週 第 26618 日

 

台所の仕事はなるべくしないようにしてゐる。時間がくれば、作ってくれたものをいただくばかりの生活である。たまにはラーメンが食べたいとか、お茶漬けが食べたいと言ふことはあるが、同居人はラーメンもお茶漬けもきちんとした食事ではないと頑固に思ってゐるので、それらが食卓にのぼることは無い。何かの拍子でタイミングが良い時だけに、自分でそれらを作って食べることになる。血糖値対策のためインスタントラーメンは一袋を半分にして食べることにしてゐる。それから、卵焼きを作ることもある。最近はそれに加へてゆで卵を作るようになった。ゆで卵は我が家の朝食の定番である。先日からゆで卵だけは僕にやらせてもらふようになった。自信を持って好みの茹で方に仕上げるのはなかなか難しいものである。何度かやってみて、ようやく火加減と時間のコツがわかって来た。火が強いと、茹で上がる途中で割れてしまふ。それで割れない程度の弱火にする。お湯は鍋に少しだけ張る。最初は箸で卵を回しながらしばらく茹でる。その後で鍋に蓋をして、時々蓋が蒸気で僅かに持ち上がる程度の火加減にする。この状態を6分ほど保つのが良いように思ふ。僕の好みは半熟である。卵を二つに切った時に黄身が少し流れ出るほどのものが美味しいと思ふ。自信を持って好みの茹で方に仕上がるように繰り返しやってみたいと思ふ。

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寒空を なほ寒くして あかね雲