閑中忙あり

2020-12-17 (木)(令和2年庚子)<旧暦 11 月 3 日> (先勝 甲午 三碧木星) Stig   第 51 週 第 26242 日

 

いつも家に居て過ごし、外へ出るとしても散歩に出るだけの毎日であるのだが、今日は出たり入ったりが多かった。まづ午前中に Ridl へ行った。Ridl といふのはドイツに本拠をもつスーパーである。ソーセージなどもちょっとドイツを思はせる感じのものが置いてある。モノが安いのでこのスーパーを利用する人は多い様である。家から2kmの距離にある。自転車で行ってきた。午後からは近くのスーパーの ICA へ行った。これは同居人と一緒に行く週に一度の買物である。帰りの荷物のことがあるので僕は自転車で行った。それからしばらくしたら自動車の修理工場から電話があり、修理に出してゐた自動車が仕上がったと知らせてきた。それで、雨であったけれども傘をさして歩いて自動車を受け取りに行った。この頃はコロナの感染が非常な勢ひで広がってゐるので、出先ではどこでも注意を払った。もっとも、感染するときはどんなに気をつけてもスッと入ってくるのかもしれないから油断ができない。今日は日本では東京が822人の、全国では3211人の感染を出し、いづれも過去最多となって問題視されてゐるが、スウェーデンでは人口が東京より少ないのに今日は8881人の感染者を出した。ここに居るのは東京に居るより10倍以上感染リスクが大きいと思はねばなるまい。医療崩壊寸前で、夕方のテレビニュースではグスタフ国王がスウェーデンは何か間違ってないかと疑問をお示しになってゐた。ひと月ほど前にはクリスマスの頃には落ち着くといふ予想もあったのだが、それどころではなく、ピークはまだ見えない様である。外出を抑へて、明日からはまた家に居るだけの暮らしに戻りたいと思ふ。僕は老人だからそんなことができるが、仕事で外に出なければならない若い人たちは本当に大変だと思ふ。申し訳ありません。

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左の煙突は地域暖房工場のもの。お湯はここで沸かされて各家庭に配湯される。