カールヨハンのキノコ

2020-09-14 (月)(令和2年庚子)<旧暦 7 月 27 日> (先負 庚申 七赤金星) Ida   第 38 週 第 26148 日

 

昨日のキノコの写真について少しコメントを書く。名前は Karljohanssvamp といふ。日本語ではヤマドリタケといふ様である。スウェーデンに引っ越して来た時にスウェーデン語の入門書に Mål 1 といふ本があったのだが、その何処かに、このキノコのことが書かれてゐた様に記憶してゐる。今はもうその本を持ってゐないので調べることができないが、カール14世ヨハンといふ王様 (1763 - 1844) がキノコが大好きで、それからこのキノコの名前は王様の名前をとってつけられたのだといふ様なことが書いてあった。それまでは別の名前で呼ばれてゐたが、人々はあまりキノコといふものを食べなかったらしい。カール14世ヨハン王はフランスでキノコ料理の食文化に感銘を受けて、それをスウェーデンに持ち込んださうである。スウェーデンでは今でも本当に高貴な人たちは由緒あるフランス語を話すのだと何処かで聞いた様な気がする。

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秋の色は少しづつ身近に